無職の勧め
THE無職兼自宅警備員
いろいろあって12月から無職になっている。
なぜかというと、運送業をやろうと考えて在職中の間に練習をしていたのだが、1回足をくじいたからだ(肉離れ)。
ああいう自己責任のトラブルがあったときに、そのまま無収入になってしまうというのは、とても怖い。そう思うと、まあその業界であっても、前の出版業界であってもいいからなんらかの組織に所属しておいたほうが賢明だなと思い直した。そのため、再就職を一応探して、失業保険をきっちり貰ってみようという考えに変わったのだ。
開業するともらえないトラップがある
失業保険自体はとてもよい制度だが、開業届を出してしまうともらえなくなる。自分は知らずに一回出してしまったのだが、翌日その問題があるのをわかったので、税務署に撤回届を出して受理しないように言っている(ただ、特に書類返却がわるわけでもないので、実際どうなったかはわからない。だが一応書類は出しているので有効だと考える)
待機期間の除外に注意
いちおう失業保険は出て、とりあえず1回目を貰った。注意したほうがいいのは、まず認定されるまでの間に待機期間というのがあるんだけど、それの期間は除外されるため、1回目の額は、計算で出されている金額(計算金額はおおむね以前の手取りの半分程度だったが)よりさらにもっと少ないのだ。でも、とても生活が埋まるような金額ではないにせよ、新卒年齢くらいでのアルバイト勤務よりはもらえるのだからありがたい。
ブログに注意
もうひとつ注意したほうがいいのは、ブログ収益だろうか。これは見解はかなり分かれるらしい。実質的にはほぼないので、支障ないのだが(過去の収益で出た場合は、労務ではないので、特に文句は言われない。ただ更新で出た収益の場合いろいろ言われる可能性もあるらしい。とはいえ机上の空論だし、この日記からはほぼ収益出てないのでそう文句は言われないとは思うが)。(※一応Adsense自動広告から更新エリアは除外しておく)
適当な就職口がなかったら
まあ入れるところがなかったら、業界をネットスーパー等にシフトさせたり、業務委託ものでお茶を濁せばいいし、それも無理なら独立開業でも手当は出る(失業保険は開業でも出る制度がある)。
送別会はやったほうがいい
ところで、自分はコロナ禍もあって送別会を断っていたのだが、有志というか、前にいた班の人がうちわの送別会を開いてくれた。送別会自体は、次は葬式くらいしかないねみたいなどうでもいいものではあるのだが。概ね出た方は、みな昔話をするので楽しいはずだ。自分は、そんなに送別会には重きを置いていないが、まあみんな送り出しくらいはやりたいということだろう。その際頂いたものが実際すごく助かっているので、みなも送別会自体はやったほうがいいのかもしれない。
無職の利点・精神衛生にいい
無職になっても特に睡眠がとれない状況は結構続いていたのだが、よかったのは、在職中に扱っているコンテンツがようは人の憎悪と性にまつわるものが多かったのでそれから外れただけでも精神によくなっている。あと月曜日にしんどくなったりすることがないのはいいね。まあずっとこれをやっていたら、一人になるのは目に見えているので、どこかで仕事はしなければならないのだが。
身内への感謝
最後通告をしてこないでまだ耐えてくれている妻には本当に感謝する。早く仕事しないでも暮らしてけるようにならないといけない。
無職でいいのは資産家だけ
そんなこといっても利益で暮らせる億り人みたいな世界はタイミングと運と資本次第なので、今後の人生でも自分にはまあないでしょう。日本で比較的いままで安定してくる不労所得は不動産(特に土地だけ回す場合等)くらいなのかもしれない。親御さんが財産持ちとか、相続のお子さんとかもそうだけど。子供部屋おじさん、結構な隠れ資産家の場合も、意外と多いのかもしれない。
不動産持ちがいちばんいい
俺の周囲の人でちゃんとお金が儲かってる人は全部不動産持ち。そして、出版業界も、あんな赤字ばっかりなのにつぶれないのは、おおむね不動産子会社の収益でなんとか回ってる。テレビもTBSはそうだというし。我がいたところもそう。相場が下落する可能性はあるにせよ、ある程度「持ってる」ということ自体は大事なのかもしれないね。あれば無職者でも生活できるからな。
だけど、最大限に無職を活かす方法もある
こないだ自分が会った人は、失業保険期間中に職業訓練を受けると訓練を受けながら失業保険も支給される期間が延びるのでそれで保険期間を最大限にして、とある免許を取って転職したそうです。無職が特にバレない、かつ家庭内でも白い目で見られることがないという人は、そういう手もあります。資格も調理師のように汎用性の高いものならば、最悪就職できなくても自営できますしね。
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