サイボーグでも大丈夫を観て来た
オールド・ボーイ JSA 親切なクムジャさんの
パク・チャヌク監督の最新作。
精神科の入院患者のサイコ恋愛話。
こういう映画だからなのかもしれないが、仮想の韓国の精神病院は大変オープンでうらやましい位だった。ある種楽園ぽい演出ぶり。
日本も閉鎖病棟系の人をこのくらい緩く扱ってもらえればいいのに。
閉鎖病棟にお見舞いに行ったことがあるけど、日本の場合ふらふらっと自由行動できる範囲って鍵で閉めた中なんだよな。そして、周囲からは一切見えない場所にあることが多い。
動画は予告ではなくPV。
おっと予告編もあった。韓国語だけど。
重い時間帯は公式サイトの日本語予告で見たほうがいいかも。
日本版予告編、(映画の中の)時間軸無茶苦茶だけど。
公式サイトがeiga.comの下。独自ドメインも取らないし、あんまり宣伝予算はなさそうだ。
http://eiga.com/official/cyborg/
eiga.comは現在はカカクコムの傘下だがもともとは某有名芸能人兼映画監督を抱えて放送局などにも一時手を出し大やけどしたとあるプロダクション系の会社が作っていた。その後ろにいた当時のオーナーとは僕は数十年前に、17歳の頃に会ってますけどね。カカクコムももともとの親会社は実によく知ってますがあえて触れるのはやめておく。
韓国での興業実績も50-60万人らしいので、(韓国は数百万、千万単位の動員も当たり前な位の映画好き国家)人を選ぶんだろうな。
新宿は武蔵野館で途中からレイトショーになったが、今後国内を巡回公開となる。
ラストシーンを称してパク・チャヌクのオナニー映画と言うものもいるが、エロ回避だったんじゃないのかなー。絵とテンポは相変わらずパク・チャヌク 天才だと思う。ピ(Rain)の映画ながらピに偏ってないのも良い。
主演の女の子も実に演技の上手い人で、韓国は女優男優の層が厚いと思った。
映画を見てると向こうの世界にいっちゃいそうですが…。
精神世界(妄想の世界)と現実が交錯して、またいくつかの解釈を与える感じではありました。幸せになっても落雷して死んじゃうんじゃ? とか。
しかしなんで1年公開遅れるかね。国内配給が大手配給網じゃなくてテアトルとジェネオンだから?
→ネタばれ系のレビューサイト この親サイトがDVD探しとかにむちゃくちゃ役立ちそうです。
パンフレット買いそびれたので、もう1回地方公開のときに見に行こう。
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