残り何周
結婚して10年が経つ。
ライフプランがちゃんとしている人なら様々なやることがあるんだろうけど、子供を持たなかったのでライフイベントは、もう老人を見届けるくらいしか変化はないという現実です。せいぜいひねり出すとしても(あったとして)離婚されるくらいか、あるいは自分の終わりかね。
あとはせいぜい離職した時に何するか、というくらい。まあそのへんは、安直な収益確保では僕はフリーランスでの配達を仕事にしていく。ギグエコノミー的なやつで。それで不足する分は、アフィリエイトやECで補っていこうと決めている。アフィリエイト自体は、アップルがトラッキングの追跡を遮断したりして、あと薬機法無視の酷い広告がニュースサイトに溢れていることから、その流れで今後摘発が予想され、業界の先細りが想定される厳しい面もあるのですが。
それにしても、結婚しての10年なんてあっという間で、最近考えるのは10年を1周と考えたときに、私、いや夫婦だと我々か、わずかな読者のみなさんもそうかもしれないけれど、私の場合を例にあてれば、あとせいぜい人生が2-3周しかないわけですよ。みなさんは5-6周くらいあるかもしれませんが。もう時間がなくて銀行に行けない三井住友銀行の「時間がない時間がない…」というCMも納得いくくらい時間がなくなってきているわけではあります。我々の世代は不摂生が過ぎるので、もしかすると1周すら残ってないかもしれない。
その時間をどうしていくか。ここ2年のコロナ禍の精神面への影響というのは如実にあって、外に出られない期間は非常につらいものがありました。それによって、僕の中ではテーマとして明確に見えてきたことがあって、コロナが収まってきたらとにかく旅に行きたいし、旅を軸にした生活に戻していきたい。とにかく旅を。
そもそも婚姻したのだって「いろんなところに行く」というのが約束でもあったんで。旅に関しては、コロナが終わったら取り返すかのように行く。キャンプも含めて。また妻オンリーじゃなく、友達とも行くようにしたいですね。
ところで、僕は本業のWeb管理の他、副業を持っていて、以前は旅行系のアフィリエイトでもそれなりの稼ぎがありました。やっていた理由は、単に安月給の補填、仕事上のSEO的な実験の側面、あと会社の仕事では経費がまったく出ないからです。まったく。予算ゼロ。サラリーは理解がないので、ただもう屍のように、生活のためだけに続けている。
その不足する経費を補うための別仕事だったのですが、いまはそちらも収益ゼロです。旅行に行く人自体が少ないので、まったく売上が立たないから。
ただ、この術は、それなりの旅行需要が復活してきたときには功を奏すはず、いつか交通機関に乗ったり飲んだり食べたりするだけで生活できるようになるといいなと思う。
倒れないように気を付けているので、以前よりはだいぶ体調はマシになってきた。でも、まあどん疲れている。
コメント