ちょっとグエムル感もあった釜山行(新感染 ファイナル・エクスプレス)

新感染、予想していたとおり面白い!

久々にシネコンで映画、「新感染 ファイナル・エクスプレス」(原題:釜山行)を見た。KTXという韓国の新幹線にゾンビが襲来するというわかりやすいゾンビ時限ものなのだが、まったく眠くならずに楽しく見れた。元々アニメーション監督だった監督だけに、ゾンビの出現理由部分を除いては荒唐無稽、くだらないだけになりそうな話でもちゃんと引き込め、伏線もほとんど回収され、実によくできていた印象。韓国エンタメのすごさは、日本ではあんな血だらけになるような事件の映画にロケや車両協力してくんないだろうなあってことで、エンタメが国を支えているという部分での協力性が全然違うんだよねえ。

家族愛や因果応報などには儒教性のある側面もあったが、ゾンビ化や感染により仲間が敵対したり殺しあう、しかも一応釜山で塞き止められているという状況は確かに先に見た人が言うように朝鮮戦争のシナリオや半島の分断状況もわずかに暗喩してはいるのだろう。しかしそんなことは主題ではなく、こちらから見ているからこそではあるが、あれこれ想像させるのである。解釈の種類はそんなにないが、あ、あれ実はこれのことだったんだな、というのがよく分かる話だった。至るところにメッセージが入っていて、人が話のきっかけにしやすいフックがある。かつ残るべき人、残ってほしい人が残るのだなあという、実にわかりやすいエンタメであった(日本人には知られていない地名が多いので、日本人には今ひとつ釜山までの距離がつかめないというのだけが問題点だが)。
僕は、何度もKTXを利用しているので、非常にリアルに見れました。

監督は描写を見ていると韓国映画を研究し尽くしている印象があり、この作品が見て楽しい人はエイリアン的な怪獣映画でもある「グエムル」も好きそう。というか、そちらも生き残るべき人は生き残りつつも、雑魚扱いされると主要そうでもあっさり死んじゃう映画ではある。僕はそちらの映画を4才くらいの知り合いの子と一緒に見たが、最後まで食らいついてきたしおもしろがっていた。子供に見せるのはどうかと思うが、是非「グエムル」もおすすめしたい。そちらはもう10年くらい前の作品だが、配信やレンタルなどで見れるだろう。

昨日のそれ以外の日記。奥さんは朝から某イベント。起きてカップヌードル、とツナごはん、昼までテレビ見て2度寝。午後2時半に起きる。洗濯3回。夕方過ぎて、映画見に行くことを決意、新宿ピカデリーをネット予約、仕事が終わったのを見計らい夫婦50割引で前述の映画を見て、その後シャオツーで辛い鳥、麩とヘチマ、かた焼きそば、セロリ赤いかを食べて映画の感想など。アルコール3杯。→帰宅。

写真はきょう昼に寄った早稲田松竹前の喫茶エスペラントで早稲田松竹のパンフレットを見ながら。エスペラント語ってBCLの人ならわずかに覚えてる人もいるだろう。ここの店名はあれの名残なのだ。

50代のおっさんです。