図書館で新刊書店の縮小を確信する
Sophia University / Dick Thomas Johnson
※写真はイメージなのでここからの話には関係ないです。
ツイッターにも書いたが最近、公共事業の権化でもある都心部の単なる区営図書館がかなりの充実化をはかっている。
ネットで在庫検索ができるわ(これは外部サイトカーリルの力)、ネットで予約はできるは、セルフレジみたいな自動窓口はあるわ、延長もすぐにできるわ、他の図書館からも取り寄せはできるわ、雑誌は揃ってるわ…
一方で書店はせいぜい大手のお店で在庫の場所検索が出来たり、取り置きができるくらいで、ポイントカードがいいところ。こりゃー書店なくなるわ。いい悪い別にして。。 業界では、本だけだと採算とれないからと複合店化や雑貨取扱いなどなんだか変な方向へ走ってるけど本来のサービスがすごくなければ、まあきっとこの図書館改革に負けると思う。
消費しなくなると業界は間違いなく終わるが、アベノミのバブルなんて来てない人のほうが大半なんだから。消費なんてみんな最小限にしたいのが今じゃないのかな。 そして、コンテンツについて、新しいものを求める人だけが、新しいコンテンツを購入し、そうでない人はきっとどんどん怠惰なほうへ流されていく。借りて済ませられるなら借りる。そうなっていく気がしてならない。
だって自分で必要だと思う資料だって書店で買おうと思わないんだもの。 いつしか、資料代なんかに回せる経費なぞ出なくなっているのだから。
そして本を扱うメディア側の人も、掲載している写真はどっかから持ってきたキレイなカバーであっても、もう実際は読むほうの資料自体は図書館でも手配するケースもあるのだから。