今年ももうあと1ヶ月
実質的に今年は終了してるわけで、今年は屋内からもてない話ばっかり書いてたような気がするのですが、じらしにじらされる女の人ともう3回目くらいのデートの延期がありまして、なんだか僕の心の扉も閉ざされぎみです。せめて公園で気持ちよく昼食をとろうと新宿御苑にいくと、いろんなまともな人が思い思いにくつろいでいます。ヘッドフォンをして「萌えるヘッドホン読本」のキャラクターのように、ベンチにたたずんで本を読む娘とか、子供とかけっこをする父親とか。西洋人のマラソンカップルとか、東南アジア人のペットと散歩とか(※ペットは場外の沿道にしか持ち込めません)。そんな中に1万円を持っていったら、レストランの券売機でも使えず、売店でかりんとうとお茶を買って、そのおつりでいまどきお札が使えない前近代的な200円のカップヌードル販売機から、カップヌードル欧風カレー味を買い、お湯を注ぎ、公園の陽光を浴びながら、そして散っていく銀杏の葉や紅葉をみながら、何も考えずに食べる僕なのであった。レストランに行くつもりだったのに、1万円をもっていったばっかりに、カップヌードルに変身。僕には、やはりカップヌードルがお似合いなのだろうか。
ずるずるとすすった後、かりんとうを食べてから、木漏れ陽がわずかにある真っ暗な森に入る。その暗い森で来年の展望も明るくはないよなぁと思いつつ、あっという間に来た夜に飲み屋から経由して行った酉の市は、いままでのどれとも違う、なんでもない場所であった。浮かれることもなく、淡々と。一の酉、二の酉と顔を出しているにもかかわらず、何故こんなに淡々としているのだろうか。
飲み屋では年上好きの酔っ払った熟女が初老男性の萌えに関して話を傾けるのを聞くが、酔っ払っているせいもあるのだろうが身体を擦り付けて説明するのだが、隣にその女の人のパートナーがいるので特に気持ちよくもならず、あえて酒を飲み続けた。
↑写真はイメージです
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