2020年7月25日
2020年10月30日
コロナどうですか。影響を受けない業界もそれなりにあるにせよ、影響を受けるところでは売上前年比9割減とか、商品の委託品でも返品率150%とか(以前に送ったものごと返ってくるとか)、恐ろしく正気の沙汰とは思えない数字が2020年の4-6月ぐらいには、結構な会社やお店で出ていると思われます。
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正直、私のところはそれほどの影響は受けなかったのですが、ダメだったところのほうが当たり前に多かったんじゃあないでしょうか。
他の国でもそうですが、当然ながら世の中、会社ですべてが成り立っているわけではありません。個人店もいっぱいあるでしょうし、むしろそういうところこそ影響を受けていると思われます、だいたい個人事業や零細店舗では内部留保すらないなんていうケースはザラじゃないでしょうか。そうするとそういう無茶な数字が出て収束の当てがないとなったらどうすればいいかというと、金を借りるか、減免してもらうか、たたむしかないわけですよね。
このところコロナによる外出自粛・テレワークをもって、いろんな考え方がシフトしたといいますが、まあいまはいいとして、次期以降に身の振り考えてる方もそれなりにいらっしゃるのではないでしょうか。
逆にいうと、それが出来るということは、ある意味では幸せなことかもしれないです。
馬車馬のように働いて俗世を忘れているのは、パチンコに向き合ってぼーっとしているのとさほど変わりません。
考えないで済む時間から離れられるとはじめて自分の意志や自分の考えというものを持つようになるのかもしれません。
私はというと、まあ自分の考えに反したものをあてがわれる予定ができているので、ちょっと考え時だなと。しかしタイミングは考えないといけませんし、目の前で代替で商売になるものなんて何ひとつないのです。コロナの間にいろいろと考えていくつもりではあります。
ところで、コロナに影響を受けていない産業というのはわずかにあります。当然ながらオンラインサービスやEC(ネット通販)関係は影響をあまり受けていない。いまは多分オンデマンドビデオサービスや電子書籍界隈は確実にプラス推移となっているはずですが、まあこの時期にもうかってる、なんていう発表はしてきません。ですが、ビデオはともかく電子書籍はリアルの穴を埋めてプラス成長になってるだけで、実態としての未来は相変わらず見えないままです。
ECだってリアルの代わりでしかありません。
動画のオンライン会議市場は、大きく伸びていますが、中国からのZoomが使い勝手よすぎたせいか、国産サービスはいまひとつ。日本でインターフェースのよいものなんてまず出てきませんし、基本、導入時に大きく金取る仕組みから脱却できてないですからね。
アクリル関係の用品を作っている会社は、正直今が忙しいと思われます。さすがにCM流してるのを見た時はびっくりしましたが、飲食店や窓口などを中心に需要はマシマシでしょうね。ビニールカーテンなどもそうですが。
しかし、コロナで需要増大したものばかり見ていても仕方なく、むしろコロナで落ちなかった産業を見極めたいところです。
アフィリエイトなんか本来はネット上のサービスで落ちないはずのものですが、AAAなどのアフィリエイトサービスとMAISTなどの広告サービスを展開していたアキナジスタ社が会社をたたむなど、まあ意外とネット広告ももろいのかもしれないなという気がしています。
ネットで安定してそうなDMMみたいな節操もない会社はどうでしょうか。本来一般向けでも非接触な動画サービスを多数抱えており(オンライン英会話等もNo.1ですし、チャットもあり)強いはずのところですが、沖縄のDMM水族館投資、かなり大損です。チームラボのイベントももうそう稼げない(コロナが終われば、プロジェクションマッピングの第一人者として生き残れるでしょうけど) 。品質管理上置かれている都心のチャット拠点に通うキャストの人たちあたりも、コロナでなかなか通勤は厳しくなってそうです。
クルマ関連のなんかも、こういう濃厚接触にうるさい時代に公共交通機関に乗りたくないですから、本来はぐんと伸びてもいいはずですが、当然新車販売を買いにいかないことから数字が振るわないため、全然伸びていません。
僕の観測範囲が狭いため、たいした好調な産業を出せませんが、みなさん、正直ですけど、家にいることが多くなると、食べ物と光熱費と、ちょっとした買い物以外、お金を使わなくないですか?
使いませんよね?
そう考えると、何も儲かる産業なんてありませんよ。
これからはぐうたらなことにまつわるもの、また運動不足解消産業くらいしか、成長余地はないのかもしれないなあ…。
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