茨城の情報遮断を案じる

俺はもうあっという間に時間が経過し、ついこないだ40だったのに、もう50歳になってしまった。ネットだから(プライバシー保護も考え)いろんなプロフィールはわりと伏せていたのだけれど、20代のころの話をしても30年も前になっているくらい時間が経過している今、もうどうでもいいような気がしてきているので、徐々にリアル人格に近づけていくようにしていきたい。
昔の話過ぎるが、子供の頃ある日ローカル新聞のべた記事(というかコラム欄)で、茨城県議会で、茨城では民放テレビ全県中1県(唯一うちの県)だけないんだけど、「審議してたけどこの県スポンサーいないし、関東視察したけどU局で採算取るの難しいからもうやんないよ」というような報道が出ていて、農業県とはいえその時、この県の経済ホントにダメだな。と思った。
それが後のJCOの問題で(地域報道の不足として)はっきりと出たし、
現在の魅力度ランキング最下位というネタでずっと流されていることにもつながっているような気がする。茨城県民はかつてフジテレビで早朝に流れていた「おはよう茨城」で中央マスコミに取り上げられているような気分になって喜んでいるようじゃホントにダメだったのだ。
もちろん経済はダメですが茨城県南は住宅地としてはコストパフォーマンスに優れ、優秀。でも、やっぱ、地域の自由度としてはダメである。
以下、それに関して思うところをツイートしたので貼っておく。(順序はJCOのを誤記で書き直したので順列にはなっていないが、この順で読んでほしい)
茨城棄民として。マスコミは茨城新聞と大手紙県域面はそれなりに頑張ってると思うが、既にローカル紙は常陽も新いばらきも沈み。さらに民放が全国で唯一テレビ無し(=日立・原発・農業依存でCM入らない→地域に経済力が無いことを自認している)という時点で本当にダメなので報道は諦めてる。— tx (@urashinjuku) 2017年4月27日
茨城に全国唯一民放TVができないことに関しては昔から追ってて、NHKデジタル地域枠でやったのに関しては僕が県庁HPで橋本氏にTVをしつこく働きかけた成果だと思っている(ネットTVも)。NHKがローカル枠始めるまでほぼ映像資産が残ってないことが本当に茨城にとっては地域損失なんだよな— tx (@urashinjuku) 2017年4月27日
福島の件しかみんな覚えてないけどJCOの件覚えている人ってまだいるのかな。バケツで臨界した件。あれはホントひどかった。あの時から災害用ラジオを置くようになったが、あの日茨城放送はそのまま定時に終わったのだ。ローカルの一大事を東京の民放でしか知れず、情報の遮断が酷すぎた。— tx (@urashinjuku) 2017年4月28日
屋内避難で新聞も届かないし。そのへんの反省もあって、橋本さんが島ゲジに働きかけたのかどうかは知らないが、県域デジタル枠(時間を区切った県域ニュース放送)につながっているというのは県の実情でもある。公共放送だから広告(=県内の産業の資金源問題)も関係ないしね。— tx (@urashinjuku) 2017年4月27日
若いころは茨城のために頑張ろうかと思っていた時期もあるけれど(上京するまでは茨城の環境の良好さとローカル性が非常に好きだったので)、正直自分の性格的にマスコミしか仕事はできないなあと思っていたのだが、それだとローカル系の会社はほぼ広告で採算をとる仕組みだと(そもそもテレビすら不可能な土地なのに、タウン誌は構造的に無理がある)多くが破たんしており(定着したのは広告代理店系中古車情報誌のオートガイドAG、印刷所を母体に持つため旧来スタイルでもなんとかなってる月刊みとくらい)茨城文化にこだわって、茨城に戻ってそこまでの徒労をしなくて本当によかったと思っている。ネット時代になったので、そういう茨城の情報の流通も大きく変わってくれることを期待している。黎明期に頑張ってたいばらきネットテレビの中原さんもJAPAN NET TVに変わっちゃったのかな、2年前くらいでツイートも途絶えている。賢明。— tx (@urashinjuku) 2017年4月27日
写真:フォトック提供(筑波山から見た風景)
近況:
デニーズサラダキャンペーンのレシートアンケートで旅行券が当たる。「これがホントの旅サラダ」とか上手い事を言われる。/そしてきょう全額Tポイント精算でコーヒー買ったファミマのレシート見たらビール1本無料券がついてた。何か「レシートで当選」というとてつもなく狭い世界にとり憑かれている pic.twitter.com/VBRDekKGC0— tx (@urashinjuku) 2017年4月28日