はてなブログとビジネスモデル

hatenablogはてなには「はてなダイアリー」というブログがあるにもかかわらず、「はてなブログ」というサービスが作られ、先日それが正式版となった。はてなの内部にも「はてなダイアリー」はなんというか時代遅れでしょうみたいな派閥があるのだろうし、「はてなダイアリー」はあくまで独自記法を駆使して入力を楽にするのには向いているものの、「はてなブログ」はWYSIWYGで見たままということを強く意識した真逆なコンセプトになっている。

それでも各自、ユーザーサイドで派閥でわかれるというだけだから別に2つ並行しててもいいのだが、はてなというメディア企業の方向性になんだかなと思っている人は結構いるんじゃないのかな。それはどっちに力を入れてるのかよくわからない部分と、古い「はてなダイアリー」にも新しい「はてなブログ」にはまだまだ結構不足している要素もあったりするまんまという部分。

コンセプトに、はてなのどっちつかずさがずっと出ているような気がするのだな。

まあ俺の仕事場も俺の生活もどっちつかずなのですが。

はてなのその2ブログ並行は、落とし所がはっきりしないというか。

ほぼ完成されている「はてなダイアリー」のユーザーは、「はてなブログ」にも力を入れてきますよ、というはてな側の宣言には、多分ほぼ開発リソースが割かれなくなっている点に関しては諦めているのかなという印象も受ける。でもさ、予約投稿とか機能としてはダイアリーにつけるべきものもあるはずだし、独自記法が多すぎるテンプレもWebがわかんない人にはかなり難解だし、本来はもう少しそちらもいじってほしいところ。

2つを並行させるビジネスモデルは成功すると相乗効果を生み出し、切磋琢磨によってよりいい関係を生むし、黒字モデルを2つにすると採算性も倍加して企業も上手く回るのだが、なんだかはてなの今は、開発リソースの割き方が原因で、片肺という気がするのだ。競争させて勝敗を決めるでもなく、のほほんとしているというか。まあ、自然に新しいほうに移行してくるのを期待しているのだろうけれど、なんか釈然としないままだ。

昔はlivedoorも「livedoorブログ」と次世代的なSNS概念も取り入れたブログの「NOWA」の2本立てで行っていた時期があり、それも結局は受け入れられやすい「livedoorブログ」のほうが残ったりしたわけだけど、それはある程度健全に競争した上でそうなっていて、2つの競争は、ときには「ほこ×たて」のように、戦って勝敗を決めるくらいのほうがむしろ潔い。

ブログサービスのビジネスモデルなんて本体と携帯の広告コントロールをシステムが握るかどうかみたいなレベルだけなのかもしれないけれど、なんだかもう少し「はてなブログ」は書きやすいという以外のコンセプトをはっきりさせてほしいなあ。

50代のおっさんです。