ソウルの古本屋台
ここに行ったのは去年の9月くらい。この屋台は、韓国ソウル特別市の、美術品やみやげ品を売る観光地である仁寺洞近くにある、あんまり観光客もいかない、いわゆるおっちゃんの楽園こと、楽園洞のあたりにあるのだが、本が屋台になっているという行為自体が不思議に思えるのと逆になんだか嬉しくなるような部分もある。日本でもビジネス街で本の屋台を引いてた人がいますけれど、まあこういう古本でやってくとしたらわりと高単価な本を揃えないとビジネスにはなりづらいでしょうな。この屋台もそれなりに図鑑や辞書なんかがそれなりには積まれていますが。
韓国は企業が大手財閥系に集中している関係で街で商売をしている個人店がものすごくあって、おばちゃんが不法占拠だのなんだの言われてよく撤去されてるような屋台ビジネスも根強い。いまはソウル当局も強硬に出るようだが、日本もこれからダメになっていくわけなんだから、屋台やら電車の中やら、いろんな物売りのいるソウルの街中の中年以上の人たちくらい、あれくらいたくましくあってほしいなあ。と思うし、万が一無職になった時のために、屋台おばちゃんたちのビジネスセンス勉強していかないとな。
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