韓国映画「牛の鈴音」は韓流スターも何も出ないけど良作なので見にいったほうがいい
牛の鈴音は泣ける系の映画らしいのだが、GOGO70’sと一緒に東京国際映画祭の一環で行われた東京コリアンシネマウィークにて10月に先行上映された作品。このほど、国内公開されることになった。韓国では300万人が見たといわれている作品で、国内でも、結構な館数での公開となり、ドキュメンタリーとしては破格の扱いとなっている。
牛とおじいさんおばあさん、それだけしかない映画なのだが、実際に40年近くをおじいさんと共にしてきた老牛は何もいわないものの、引退間近の牛を軸にしていろんなこと、とくに関係性が伝わってくる。
スローな世界といってしまうとちょっと違うが、なにも余分なことはないけれど、こちらの予告編トレーラーを見るだけでも引き込まれる、引き算的な映画。ナレーションとかないらしい。
韓国もソウルの都市的な部分とか、IT系の部分、芸能がなにかと映画などでも報道でも取り上げられがちですが、実際ソウルに住民が集中しすぎているので、国土の大半は田舎ですからね。こういう、ほんとうにのんびりとした世界は、ふつうにあるんです。
これが共感を呼んでいるのではないかと。日本は画一化が進みすぎて、こんなのんびりとした農家もなかなか見られなくなってしまいました。さて、牛の鈴音は、いつまで聞けるのでしょうか…
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公式サイトはこちら
「牛の鈴音」ホームページ
http://www.cine.co.jp/ushinosuzuoto/
現在はDVDが出ていると思います。
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