蜘蛛の糸

最近は、蜘蛛みたいな気分です。
網を張ってます。
実際仕事も見えないところに網張ってるようなもんだしね。
コンテンツを作っては反応を見たり、
相手に悟られないよう人の話を小耳に聞きながら一人酒を飲むのです。

また韓国話なんですいませんが、
http://www.chosunonline.com/article/20080927000041
キム・ギドクの記事を読んでいて、40代後半になったら

 キム監督は一時、海外の反応とは裏腹に韓国で評価されなかった自身の映画を嘆きながら、人々に「偽悪」「自虐」 という言葉を投げつけたことがあった。しかし今やキム監督も40代後半という年齢に差し掛かり、自身の作品はもちろん、後輩や弟子たちの作品にも責任を取らなければならない先輩であり、師匠の立場になった。

と、ある程度責任のあるところに居ることが自信につながっているところがあると思うんですが、40代後半になって俳優から投資されるってかっこいいなぁ(詳細はリンク先記事で)。

今、僕には元部下はいれども部下はない。別に後進を育てるという大それた気持ちはない。仕事は才能のある人、または努力家だけが残ればいい話だ。そうでないと採算が取れないだろう。会社は優秀な人が残らないと沈没する。それがわかっているから、あえて増員の話もしないまますごしている。

昔から泥舟であろうことを言われてきたけれども、その中で鵜として数十年間の間に何十億円を利益として入れただろうか。しかし、何十億を入れたところで2年すれば、あちら側の人は忘れてしまうのだ。実際、そんなことは過去のことで、今利益が出ていなければ人なんか雇えない仕組みだ。

精神面で40後半になったとき、俺には何が残るのか。刹那を生きていくしかないのか。人は実績を出せないときにだらだらと出来る人と、思い悩む人がいるはずだが、俺は今は中間に属す感じかな。窮屈になってきたとき、俺も過去の部下と同じように、するすると糸を引いて、どっか抜け出さなければいけないのかもしんない。幸い抜け出せた部下は優秀な人が多いが。

僕は正直50を前にしてなら、リストラで放り出されるほうが幸せだ(退職金くらいは出るから)。一番最悪なのは、社会の不況とともに、破綻などで一切の補償なく投げ出されることだ。再就職なんかできっこないんだから。

渋谷駅前の公園通りに行くと経済の荒波に飲まれてポールの上に立っているサラリーマンの姿がある東京スター銀行の大ポスターがあるが、もし同じように経済の荒波に揉まれた時は、子供も妻もいない、資産もないことがいつか逆に幸いするのだろうか。

また新宿のホームレスに団体を通じて服を寄贈するくらいしかできないが、彼らをひとごととして見れない僕がいる。

50代のおっさんです。 tx(urashinjuku)のプロフィールはこちらを参照。