『このブログがすごい!2006』で17位を取るという事
ブログ産業は総務省とかの主導で市場の成長性を煽っているようですが、実体としては、我々レベルでなく、業者としても有料収益を出すメディアとしては今ひとつ育っていないというか。動画を貼り付けたり、ポッドキャストに対応していたりと、いろんな可能性、メディア力は出てきていると思いますが、主要ビジネスには成長していない。自分もまったくブログ業界に関わっていないわけでもなく、実は結構業界的に中核に近いところににいたりするので、これがあまり商売になっていないのはよくわかるのです。
今メインブログにしている「裏新宿」が1年やってて「このブログがすごい!(2006)」誌(宝島社)で17位を取ったことで、誌面の後ろ盾がついてなんともビジネス的にはちょっとした企画書を書いたら、どこかからお金をもらうようなことでも通りそうな雰囲気ですが、逆にいうと1年でここまで来ちゃうと、ブログにおける上の層の薄さを感じてしまい寂しいのですね。
元々狙っていたアフィリエイト成果に関しては、実質的には数万の間くらいを推移していますので、副収入と考えれば上々ですが本業にするには割が合わない。新宿みたいな一定のPV(ページビュー)が望めるものがテーマなのは、サイトが無名で黎明な時期には良いのですが、限界も見えやすいということで。特に、昨今は歌舞伎町るねっさんすの取り締まりによる動員のマイナス面で客が流れてこないですからね。逆に新宿ネタよりもそれこそオタクグッズでも紹介するサイトや画像掲示板のほうがPVはいいんだろうな。などとは思いますです。モチベーション維持にはアフィリエイトと読者数(カウンター)が重要な気がしますが、人は常に未来が見えないとやる気がそがれるものなので、やはりサイトをいじってもっと力のあるものにしていかなければいけないんだろうな、と、「2006年度にすごいと言われる17位のブログ」の責務はそれなんだろうなぁ。 と考えるこのごろなのです。
とりあえず、近いうちに「新宿に住む」というコンテンツを作って、つなげてみようと思います。シーズンでいうともう過ぎちゃったけど、地域を便利にするコンテンツはどんどん作っていかないとね。
このブログがすごい!(2006)
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