みきわめ
まあそれは諦めるとして、全然関係ない話だが、「漫画村」云々やら国家によるサイト遮断みたなことで「違法サイト」問題が脚光を浴びる裏において、「ネット広告産業」の表裏がわりと地味ではあるがやっと出てきつつあるなあと思う。
ネット広告屋さんは、決算前にだいたい数字だけ作ればいいので、裏側ではトラフィックを大量に持っているグレーなサイトをメインクライアントに持ってたり、あるいはそれを身内に個人運営させていたり、あるいはそのまま直で代理店自身が運営しているということは結構ある(複数代理店で知っている)。
「掲出先がわからない」という体でアドテクだのなんだの言ってるが、まるまる掲出先がわからないわけではなく、わからないように振る舞っているだけで、だいたい自分の会社がどこに出しているかは「だいたい」把握してるし、どこに出ているかわからないまま金が回収できるというシステムなら明らかに欠陥だ。
ほかにも黒いサイトに肩入れしている広告代理店だってそれなりにあるし、そうじゃないにしても表で一般、上場の顔していて裏で掲出先に違法サイトが含まれる、あるいは表向き会社をわけて掲出しているところなんてかなりの確率だったりするのだ。
そんなことは別の人が頑張って書いてくれるだろうからいいとして、僕も昔からアンダーグラウンドな世界に長く身をおいてきたので、そのような表裏については書かないこともいっぱいある。
終わったら書こうと思っていることもあるが、終わるころにはみんな興味ももたないし、忘れてしまうんだよな。しまいには死んだら死人に口なしですからね。
生きているうちに、書き時もみきわめていかないといけません。
最近、晩杯屋新宿思い出横丁店にいるときだけが楽しみだったりする。